BLiZZARD HRC WC PISTON

本日はBLiZZARD FIREBIRD HRC WC PISTONです。デモ用オールラウンドのミドルターンモデルになります。大回り向けのWRC、小回り向けのSRCとこれの3種類にプレート違いの計6種類だとのこと。

今回試乗したのはピストンプレートのモデルになります。本当はもう一つのFDTプレートの方履きたかったのですが来てなかったので断念。

滑り出しますと滑らかなフィーリングですがしっかりとした張りのある滑走感を感じます。センターが太目なデモ板に感じるルーズさは感じられません。ブリザードと言えば重厚なスキーのイメージでしたがそんな感じは感じません。(いつの時代だよっていわれそうですが)コブでも扱いにくいこともなくいい感じです。

試乗して今年人気だったのもよくわかる扱いやすく、高い次元にまで対応したいいスキーですね。購入候補としてはかなり注目です。

FISCHER RC4 WORLDCUP CT

本日はFISCHER RC4 WORLDCUP CTです。デモ系オールラウンドの一番上位になるモデルですね。フィッシャーと言えばイエロー!ハイエンドにふさわしくイエローです。そしてトップに穴あきです。

滑った感じはソフトバーンでもしなやかに動いてうるさいところもなく速度を出していけるスキーですね。噂の?トップの穴から雪が飛んでくるのはすごいです。ウェアがビタビタになりました。

ハードバーンでも傾向は変わらず、しなやかで足元のしっかりとしたプレートの仕様なので速度が出てきても不安感はありません。クラスのわりに反発が弱めに感じるのでちょっとバランスを崩してもリカバリーしやすいんじゃないでしょうか。

オールラウンド系ですが小回りはちょっと苦手な印象を受けました。推測ですが他社と違いGS系ベースだと思われ、それによるものと考えます。ただ、急激にスキー動きにくくなるんで悪いことだとは思いませんが。

ほぼレースモデルみたいなスキーですのでそれ相応の技量がないと良さを引き出せないじゃないでしょうか。1つ下のモデルのRCやRC4 THE CURVシリーズの方が扱いやすいんじゃないでしょうか。

K2 DISRUPTION Ti2

本日はK2 DISRUPTION TI2です。来年度新発売のモデルになりましてDISRUPTION MTiの上位モデルになります。メーカーの人曰く久々のハイエンドモデルだそうです。DISRUPTIONで採用された技術をすべてつぎ込んで作られたスキーだそうです。当然ながら足元も強力でPCインターフェースにXCOMP16RACEというハイエンド構成です。

滑り出すとレーシングスキー感のある重厚感に軽快な動きもある楽しいスキーです。ソフトバーンでも刺さることなくしっかり回っていき、ターン弧の跡も感じることなくいなしていきます。

ハードバーンでもバタつくことなくしっかりと角付けして回していけて力強さを感じます。

メーカの人曰くターン後半に後ろに乗ってください強力な加速を感じれますよとのこと。実際乗ってみましたが確かに強力な加速感を感じ楽しいです。しっかりと中心に乗ってあげれば落ち着いて滑ることもでき乗り手にこたえてくれます。これなら強力な足元なのも納得です。

サイドカット、ラインナップ的にはVOLKL DEACON 72 MASTER直接のライバルになりそうですがどうでしょうか。こちらの方がスキーヤーの要求レベル、求められる滑走スピードが高い気がするのですがそこまでじゃない人はMTiを選んでねってことかな。