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本日で最後になりますが、HART Circuit ST DEMO SP VFSです。MTにも書きましたが、試乗会でのみ受注可能です。板自身は去年と同じで継続モデルになります。
ピストンプレートではなくVFSプレートのモデルになります。従ってソフトなモデルになります。モデル的にはSLモデルに近くなったSTですね。
昨年度からの継続モデルですので去年と大きく変わりませんがコブを滑りましたのでそこだけレビューします。セパレートプレートのおかげかコブの中でも自在に動かせ、取り回しに苦労することなく滑っていくことができ、上手くなった気がします。後は昨年のレビューを参照してください。
１級を目指すくらいから使っていけてそれ以上にも対応していけるモデルです。小回り系の板を考えている方は一度履いてみることをお勧めします。来年度で本当に終了の可能性がありますし、店頭にほとんど並ばないと思われるので最後のチャンスかもしれません。
本日はATOMIC RED STER G9 R REVO＋X16VARです。来年度フルモデルチェンジするATOMIC のGSモデルになります。普通のG9にFISモデルのプレートが付いたビンディング別売のモデルですね。一つ上のRED STER RSシリーズのちょっと下のクラスです。過去に出ていたモデルで近いものとしてはREDSTER DOUBLEDECK 3.0 XTが一番近いんじゃないでしょうか。
これですね。持ってるんかーいって突っ込みが聞こえてきそうですが、ATOMIC レース用は金具別なんで金具移設するとそれなりに安価で買えるんですよ。今は大会役員用＆雪の少ない時用として活躍しております。
ブーツもATOMIC RED STER TIなんでトータルコーディネイトされてますね赤いです。足元だけなら凄そうに見えるよやったね！
新技術REVOSHOCK搭載で新規一転前方に伸びるオプションがないアトミックは超久々な気がします。さて、滑り出しますとアトミックレース用のフィーリングを感じつつREVOSHOCKのおかげなのか振動は感じられません。さすがの安定感で上からしっかりと踏んでいけます。X9の時にも書いたサーボテックの嫌な部分がないのでターン後半の自由度が上がっていると思います。帰ってきた好きな乗り味のATOMIC って感じです。
この板でコブやろうと思う人はいないと思いますがねじれにくいのか操作はしにくいと感じました。実際打ち出されてしまいました。テヘッ
先にも書きましたがビンディング別売のモデルになりますのでXビンディングの中から選んで着けることになりますが、普段から解放値8以上の方はMODの方も候補に挙がるんじゃないでしょうか。あまのじゃくな方はサロモンのX LABシリーズも持っていれば取り付け可能であると思います。
X9iより上の大回り用スキーが欲しい、RSまではいいかなとか今年は手持ちのビンディング移設して安価に一台用意したい人におすすめだと思います。競技用としてみると優しいモデルですのでこれからレースに出てみようという方にもいいんじゃないでしょうか。
本日はBLiZZARD FIREBIRD SRC XCELL14+DEMOです。前回のBLiZZARD HRC WC PISTONのシリーズの小回りモデルのピストンプレートじゃない方です。小回り用もどうですかとおすすめされたので試乗しました。
HRCとはオレンジとパープルの配置が逆なんですね。こっちの方がブリザードのスキーぽぃですね。（ブリザードと言えばオレンジのイメージ）写真には写ってませんがXCELL14は黒色のモデルのものです。
滑り出しますと、しなやかでうるさいところも感じません。イケイケドンドンのスキーではないですがしっかりと回して帰ってきて次へとつなげやすく操作しやすいです。
小回りをしていっても、いい意味で板の反発が強くないので走りすぎることもなく、かなり楽に板を外に出していけていい感じです。
懐の広さを感じさせる乗り手の求める滑りに応えてくれるスキーではないでしょうか。